マイナス入札

 有田川町が2008年度の資源ごみ収集・処理業務を委託する指名競争入札で、和歌山市内の廃棄物処理業者が「マイナス12万円」で落札、町は27日、同業者に契約の締結を伝えた。町は予定価格を1078万円に設定していたが、年間12万円の収入が見込めることになり、町管財検査室は「町の支出になるはずが、逆に収入になった」と驚いている。
 町によると、旧吉備町域(約4850世帯)でアルミ缶やスチール缶、古紙などを収集・処理する業務で、21日に入札が行われた。参加6社のうち、松田商店(和歌山市西河岸町)がマイナス金額で応札した。最低制限価格は設定していなかったものの、町はいったん契約を保留。その後、法令や各地の自治体の前例と照会した結果、問題ないと判断した。
 松田商店によると、旧吉備町はごみ分別の意識が高く、ルールが守られているため、コストも低く抑えられ、月に数十万円の収益が見込めるという。松田洪佑専務は「金属の価格が高騰しており、資源ごみの収集、処理にはお金を支払う価値がある」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080227-OYT8T00693.htm

 やはり資源ゴミには何かしらの財産的価値があるということなのでしょう。となれば、資源ゴミを持ち去る行為を禁止することは、適切なリサイクルということのみならず、財産的な見地からも合理的な理由があるということになるのだろう。
 しかし、マイナス入札とは…。その前提としては、ルール遵守という町民の意識の高さがあるのだろう。となれば、町民の意識の高さ→支出削減・歳入増→その分を町民に還元、というスキームが描けますな。